シュンレンカの治療方法について(導入療法)
治療は、シュンレンカ錠の服用で開始し、シュンレンカ皮下注で継続します。治療開始1日目と2日目には、シュンレンカ錠をそれぞれ1回2錠ずつ服用し、8日目には、1回1錠を服用します。15日目にはシュンレンカ皮下注を2ヵ所にそれぞれ1本ずつ投与します。その後は、6ヵ月後の維持療法までシュンレンカの投与はありませんが、他の抗HIV薬の服用は必ず継続しなければいけません。
シュンレンカの治療方法について(維持療法)
シュンレンカ皮下注の初回投与から6ヵ月ごとに2ヵ所にそれぞれ1本ずつ投与し、その間も他の抗HIV薬の服用は継続して行います。
シュンレンカの投与スケジュール
シュンレンカの投与スケジュールは、導入療法と維持療法に分かれており、維持療法では6ヵ月ごとに皮下注射を行います。
シュンレンカは必ず他の抗HIV薬との併用が必要です
シュンレンカによるHIV感染症の治療は、シュンレンカのみではなく、他の抗HIV薬を併用して行います。併用する他の抗HIV薬は、主治医によって患者さんごとに最も効果が期待できるように選択されます。シュンレンカだけでなく、他の抗HIV薬の服用もスケジュール通りに行うことが、HIVの増殖の抑制を維持し、シュンレンカを含む使用している抗HIV薬の耐性を減らすために重要です。