ビクタルビ配合錠の副作用
ビクタルビ配合錠を服用中に、下記を含む体の異常を感じた場合は、すぐに医師に相談するようにしてください。
主な副作用
主な副作用として、頭痛、悪心、下痢などの副作用があらわれることがあります。
重大あるいは注意すべき副作用
腎不全または重度の腎機能障害
ビクタルビ配合錠の服用により、腎不全または重度の腎機能障害があらわれる可能性があります。腎不全または重度の腎機能障害では、以下のような症状があらわれることがあります。
- 尿量が減る
- むくみ
- 体がだるい
- 筋力の低下
- 骨痛
- 尿量が増える
- 喉が渇く
- 多飲
定期的に腎機能の検査を行い、異常が認められた場合、ビクタルビ配合錠の服用を中止していただく場合があります。また、下記に該当する方は、事前に主治医にお申し出ください。
- 過去に腎臓の病気にかかったことがある方
- 腎臓に負担がかかるお薬を服用している方
乳酸アシドーシス
ビクタルビ配合錠の服用により、以下の症状があらわれた場合は、服用を中止し、直ちに医師の診察を受けてください。乳酸アシドーシスの可能性があります。
- 頭痛
- 眠くなる
- 意識の低下
肝腫大(脂肪肝)
重篤な乳酸アシドーシスおよび脂肪沈着による重い肝腫大(脂肪肝)があらわれる可能性があります。乳酸アシドーシスまたは肝機能障害が疑われる以下の症状が認められた場合には、医師に連絡してください。
- 羽ばたくような手のふるえ
- 吐き気
- 右上腹部の痛みや圧痛
- 皮膚が黄色くなる
免疫力の回復による変化
ビクタルビ配合錠を飲みはじめた後、免疫力が回復し、日和見感染などに対する炎症反応(発熱、下痢など)があらわれることがあります。また、自己免疫疾患があらわれることがあります。
骨密度の低下
ビクタルビ配合錠の服用により、骨密度が低下することがあります。
皮膚の変色
ビクタルビ配合錠の服用により、主に手のひらの皮膚が変色することがあります。