処方された通りにPrEPを利用すると、高いHIV感染予防効果が得られました
PrEPを処方された通りに利用すると、
- 性交渉によるHIV感染リスクが約99%低下しました(海外データ)1。
日本のMSM(男性と性交渉を行う男性)を対象とした研究では、
- PrEPを利用している期間にHIVに感染したという報告はありませんでした2。
- Centers for Disease Control and Prevention(CDC). Pre-Exposure Prophylaxis (PrEP)(2022年7月5日).
https://www.cdc.gov/hiv/risk/prep/index.html 2024/07/17閲覧 - Mizushima D, et al.: J Infect Chemother 2022; 28(6): 762-766.
著者にギリアド・サイエンシズ社より支援を受けている者が含まれます。
ツルバダ配合錠は国内初のHIV曝露(ばくろ)前予防薬です
- 2024年8月より、抗HIV薬ツルバダ配合錠の追加適応症として「HIV-1感染症の曝露前予防」(PrEP)が承認されました。
- ツルバダ配合錠は青色の錠剤で、1錠の中に核酸系逆転写酵素阻害剤と呼ばれる薬の成分が2種類(FTC:エムトリシタビン、TDF:テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩)含まれています。
- ツルバダ配合錠は
食事の時間に関係なく
毎日同じ時間に
1日1回1錠を服用 します。
※リスク行為の前後に服用するオンデマンドPrEPでの使用は認められていません。
ツルバダ配合錠は体内でのHIVの増殖を防ぎます
- ツルバダ配合錠に含まれているFTCとTDFは、HIVが体内で増殖するために必要な酵素の働きを抑えて、HIVの増殖を防ぎます。
ツルバダ配合錠で生じる主な副作用
- ツルバダ配合錠を服用したとき、最もよくあらわれる副作用は頭痛、下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発疹、鼓腸(おなかにガスがたまること)です。
- まれに手のひらや足の裏などに薄いしみやほくろのような皮膚の変色があらわれることもあります。
- 腎機能に関する検査値に変化が起こる可能性があります(血液中のクレアチニンクリアランスの上昇、リン酸値の低下など)。
- 副作用によっては服用の中止が必要な場合もありますが、自分の判断で服用を中止したり、服用方法を変えたりしないでください。
- 何か体の異常を感じた場合にはすぐに病院へ連絡してください。
詳細は「ツルバダ配合錠を服用する時の注意」をご覧ください。